はじめに:年金の選択は人生の大きな分かれ道


こんにちは、私は60歳で定年退職後、再雇用で4年間働いて、65歳から年金を受給し始めたもと公務員です。

4月が誕生日だったので、給与をもらえなくなって、ほぼ1ヶ月で年金が入るようになりました。

最近、友人との会話で「年金はいつからもらうべきか?」という話題が上がり、自分自身も深く考えるきっかけとなりました。

年金は老後の生活を支える重要な収入源ですが、いつから受け取り始めるかでその額が大きく変わります。

この記事では、私自身の体験や調べた情報を交えながら、最適な年金受給のタイミングについて徹底解説します。










年金の基本:繰り上げ受給と繰り下げ受給


繰り上げ受給とは?


繰り上げ受給とは、通常の受給開始年齢(65歳)よりも早く年金を受け取ることを指します。

例えば、60歳から受け取り始めることができますが、その分、受給額が減額されます。

減額率は1ヶ月早めるごとに0.5%ずつ減り、最大で30%の減額となります。

繰り下げ受給とは?


一方、繰り下げ受給は、65歳以降に受け取りを遅らせることで、受給額を増やすことができます。

1ヶ月遅らせるごとに0.7%ずつ増額され、最大で70歳まで遅らせることができ、その場合の増額率は42%となります。

私の体験:繰り上げ受給を選んだ友人


私の友人、山田さん(仮名)は60歳で定年を迎え、繰り上げ受給を選択しました。

彼は「早くもらって、その分を趣味や旅行に使いたい」と考えていました。

しかし、数年後、彼は「もっと長期的な視点で考えればよかった」と後悔しているようです。

減額された年金額では、老後の生活が思ったより厳しいと感じているそうです。




繰り下げ受給のメリットとデメリット


メリット


  • 受給額の増加:最大で42%も増額されるため、老後の生活がより豊かになります。

  • 長生きリスクへの備え:平均寿命が伸びている現代では、長生きするほど繰り下げ受給のメリットが大きくなります。

デメリット


  • 受給開始までの期間:65歳以降も働き続けるか、他の収入源が必要です。

  • 健康リスク:受給開始前に健康を損なうリスクもあります。

最適なタイミングを見極めるためのポイント


1. 健康状態


健康状態が良好で、長生きする自信がある場合は、繰り下げ受給が有利です。

逆に、健康に不安がある場合は、繰り上げ受給を検討するのも一つの手です。

2. 経済状況


老後までに十分な貯蓄があるか、他の収入源があるかどうかも重要なポイントです。

経済的に余裕がある場合は、繰り下げ受給で受給額を増やすことができます。

3. ライフスタイル


早くから自由な時間を楽しみたいか、それとも老後にゆとりのある生活を送りたいか、自分のライフスタイルに合わせて選択しましょう。

「年金は待てば待つほどお得!?」


私の結論:長期的な視点で考える


私自身、山田さんの体験を聞いて、年金の受給タイミングについて真剣に考えるようになりました。

現時点での私の結論は、健康状態が許す限り、65歳の年金開始年齢まで働いて、65歳から年金を受給することです。

長期的な視点で考えると、無収入の期間が約5年間続くのは精神的にも苦しいと思うのです。

収入があると安心感が得られます。

私は、60歳で定年退職、再雇用をしました。

ただし、フルタイムで働かないで、週3日働くという選択をしました。

つまり、一週間のうち4日間は休日でのんびりできます。

こうすることで、社会保険料の半分は勤務先がもってくれることもメリットもあります。

社会保険料は高額なので、半額で済むのはおおいに助かりました。

さらに、労働することで、必然的に運動にもなり、観光維持にもつながります。




最後に:年金の選択は自分自身で決める


*まとめ
年金の受給タイミングは、人それぞれの状況や価値観によって最適な選択が異なります。

この記事が、皆さんが自分に合った選択をするための一助となれば幸いです。

ぜひ、自分自身の状況をしっかりと見極め、後悔のない選択をしてください。

この記事が、日本の年金に関心のある皆さんにとって、役立つ情報となれば嬉しいです。

老後の生活設計は早めに始めることが大切です。ぜひ、今からしっかりと準備を進めてください。



Citations:
[1] https://www.bk.mufg.jp/column/events/secondlife/b0025.html
[2] https://fp-moneydoctor.com/news/knowledge/rounded_up_pension_pension_deferred/
[3] https://money-bu-jpx.com/news/article046997/
[4] https://lucy.ne.jp/bazubu/how-to-use-h-tags-3-26344.html
[5] https://toyokeizai.net/articles/-/676047
[6] https://www.rakuten-insurance.co.jp/media/article/2021/108/
[7] https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/shisan_kihon/column_0020.html
[8] https://www.geo-code.co.jp/seo/mag/htag-merit/
[9] https://moneiro.jp/media/article/pension-timing