こんにちは。私は今年で67歳になる、高知県西部 田舎暮らしをしている者です。

年金暮らしの日々は、なんとも言えない豊かさと、ちょっとした工夫が必要なバランスゲーム。

今日はそんな私の日常の中から、「食費を抑えて幸せになれる方法」について語ってみたいと思います。






外食は控えて節約年金生活




最近のラーメン屋さん、高すぎてビックリ!


最近、ちょっとしたお出かけの日に、駅近くのラーメン屋さんに寄ったんですよ。

昔ながらの老舗っぽい雰囲気で、味も期待できそうだったんですが……値段を見て思わず二度見しちゃいました。

「チャーシューメン」で1,280円ですよ?!

いや、美味しそうには見えたけどね。

私的には「チャーシュー」っていう単語に反応してしまって、ついつい頼んじゃったんだけど、出てきたのは薄切りの豚肉が3枚と、玉子半分。

まあ、スープは確かに美味しかったんですけどね。

このとき思ったんです。

「もうちょっと考えないと、年金生活厳しいなぁ……」って。

高級品になったラーメン


その日帰りの電車の中で、ふと頭に浮かんだのが「だったら自分で作ればいいんじゃないか?」というシンプルな発想でした。

それこそ、昔の人は外食なんて贅沢品だったし、家族のために毎日料理を考えていたんですよね。

それに比べたら、今の時代は情報も材料も揃ってる。

やる気さえあれば、絶対に美味しいものが安く食べられるはず。

節約料理こそ、人生の醍醐味


若い頃は「高いものが良い」と思っていたし、外食はステータスでした。

でも年を取ると、自分の手で作ったご飯ほど安心できるものはないことに気づくんですよね。

それに、節約料理って「どうやって旨く安く済ますか?」という、ある種のゲームなんです。

それがまた、面白いんだよなぁ。

スーパーで特売品を探したり、冷蔵庫の残り物で何とかするワザを考えたり。

まるで“料理バトル”のようなものです。

私の場合は、毎週火曜日は地元スーパーの「生鮮の日」なので、その日に合わせて献立を考えています。

特に、豚肉の細切れや、期限が迫った加工食品が狙い目です。

それを使って私が今ハマっているのが……

自宅で作る「すき焼きラーメン」が最高!


そうです。

タイトルにもあるように、「すき焼きラーメン」です。

名前だけ聞くと、なんか仰々しい感じがしますよね。

でも、これは完全に私のオリジナルレシピ(笑)。

材料(1人前)


  • 生麺(中太麺)…1玉(スーパーで68円くらい)
  • 豚肉の細切れ…100g(特売で100円以下)
  • 長ネギ…適量
  • 白菜やほうれん草などの野菜…冷蔵庫にあるもので
  • かまぼこ…少々(賞味期限が近づいていたので投入!)
  • 味噌大さじ1、醤油小さじ1、砂糖小さじ1、酒小さじ1、ダシの素(顆粒)小さじ1/2
  • 卵…1個(なくてもOK)

※合計:だいたい200円以内!

作り方


  1. だし汁を作る

    小鍋に水400mlを入れて、顆粒のダシの素と調味料を全部入れます。

    味噌がベースだけど、少し甘めに仕上げるのがポイント。

    すき焼き風にするために、砂糖を控えめに加える。

  2. 野菜と肉を炒める

    フライパンで長ネギを炒めたら、豚肉を加えて軽く炒めます。

    白菜やほうれん草なども一緒に炒めておくとボリュームUP!

  3. 麺を茹でる

    別鍋で生麺をゆでます。

    時間は袋の表示通りでOK。

    私はよく、麺をゆでた後、少しスープに浸けておく派です。

  4. 盛り付け

    スープに炒めた具材を入れて、茹で上がった麺をどーんとのせます。

    最後にかまぼこをトッピング。

    卵を落としても美味しいです!

これがもう、想像以上にウマいんです。

すき焼きの甘辛さがラーメンスープと絶妙にマッチして、どこか懐かしくて、温かい気持ちになれる一品。

家族にも好評で、息子が帰省したときには「これ、お店で売れるんじゃない?」って言われました(笑)。

実際につくったすき焼きラーメン


実は「本物のすき焼きラーメン」もあるらしい


先日、ネットで調べていたら、なんと「すき焼きラーメン」という商品が実際に存在することを発見しました。

しかも、生卵入りの豪華版まであるとのこと。

ただ、それだと1食あたり500円くらいしちゃいそうなんで、やっぱり自炊が断然お得ですね。

それに、自分で作ればカロリーや塩分調整もできますし、何より「ああ、今日も節約成功!」という達成感が嬉しいのです。

年金生活でも楽しめる食事の工夫とは?


話を戻すと、年金暮らしになるとどうしても食費に敏感になりますよね。

でもだからといって、食べることを我慢するのはナンセンス。

むしろ、工夫次第で毎日の食卓が楽しくなるんです。

私の場合、以下の3つを意識しています。

1. 旬の食材を使う


私が住んでいる街は、自然が豊かなので、近所のおばちゃんたちが畑で採れたものをタダ同然でくれることがあります。

ネギやナス、トマトなどはありがたくいただいています。

夏場はキュウリ、秋には里芋、冬には白菜。

地域の特性を活かすことで、無理なく旬の味を楽しめます。

2. 冷蔵庫の中身を活用する


「何があるかな~」と開ける瞬間が好きです。

使いかけのソースや、余った豆腐などもアレンジ次第で新しい料理に生まれ変わります。

冷蔵庫の中に眠っている食材を「再発見」する感覚は、まるで宝探しですね。

3. 買い物の曜日を決める


先ほども言ったように、火曜日は特売デー。

これを守るだけで、月の食費が大きく変わります。

さらに、夕方に行けば廃棄寸前の割引品が狙えるので、それを上手に使えばさらにお得に。

ただし、品質には注意してくださいね。







まとめ:200円でも幸せは買える


*まとめ
というわけで、今回は私の日常の一コマとして「節約ラーメン」の話をしてみました。

生麺を使って、200円で作る「すき焼きラーメン」。

見た目は地味かもしれませんが、味は保証付きです(笑)。

節約って、ただお金をケチるだけじゃないんですよね。

限られた資源の中で、いかに満足感を得るか。

それは、年齢に関係なく誰にでも必要なスキルかもしれません。

これからも、そんな私の日常や料理のヒントをちょくちょく紹介していけたらと思っています。

もしよかったら、あなたの家の冷蔵庫の中身で試してみてください。

予算内で幸せを味わえる、素敵な体験になるはずですよ。




*※筆者:田舎で静かに暮らす年金生活者。

年金暮らしの日々を「節約しながらも楽しむ」ことをモットーに生きている。

趣味は読書、散歩、そして孫の顔を見ること。*




📌【編集部からひとこと】

自然の中で育まれた“田舎流知恵”と、“食への愛”が伝わってくる記事でした。

現代社会においても十分に参考になる、シンプルかつ実践的な節約術。

ぜひ皆さんも家庭で試してみてはいかがでしょうか?